私がおやつを焼く理由。

 

昔は料理をするのが大っ嫌いでした。

 

仕事が終わってくたくたで帰った後に、

台所に立って一人分の食事を作るなんて考えられなかったし、

なにより外食大好き、コンビニは冷蔵庫代わり、みたいな食生活でした。

 

そんな私が食について真剣に考えたきっかけは、生まれた子供のアレルギーでした。

 

なかなか湿疹が良くならず、当時は皮膚科とおっぱい110番に通う毎日。

油もダメ、米もダメ、卵、牛乳なんて絶対ダメ。

たまにコッソリ食べると、翌日のおっぱいマッサージでバレて先生にこっぴどく叱られて泣きながら帰る。

三食お味噌汁と蒸したお芋という、戦時中のような食事。

スーパーに行っても、値段を見るより先に、まずは裏の成分表示をチェック。

授乳中の私が食べられるものなんて、ほんとに限られたものでした。

 

「こうなったら食べたいものは作るしかない」

 

最初はマクロビの本を買ってレシピ通りに作り、

だんだん面白くなってきて教室や勉強会にも通ってみたり。

だんだん広がっていく食の世界を楽しく感じていました。

 

そんな生活を2年くらい続けていると、息子のアレルギーも少しずつ快方に向かって、

今ではなんでも食べられるようになりました。

 

『人の身体は食べたものでできている』

 

こんなシンプルなことを、子供が教えてくれました。

 

あの時の私のように、いま悩んで困っているママたちはきっとたくさんいます。

そんなママと子供の、少しでも力になりたいな、と思って焼き続けているのが理由です。

 

デパ地下のショーケースに並んでいるようなキラキラしたお菓子はパティシエが作ってくれる。

だから、私は生活に寄り添うシンプルなおやつを焼きたいと思っています。

 

しみじみ美味しい、ごはんのようなおやつ。

 

birthday cake

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